イオンモバイルは、あのショッピングモールで有名なイオンが提供している格安SIMです。
強力な店舗ネットワークを持っていますが、実際の評判はどうでしょうか?
この記事では、イオンモバイルのメリット・デメリットを比較しながら、そこで気づいた魅力を紹介しています。
イオンといえば、地域やファミリーに寄り添った対応が特徴です。
良いところ、悪いところをチェックしながら、どんな使い方ができるのか見ていきましょう!
この記事の目次
イオンモバイルのメリット
それではさっそく、イオンモバイルのメリットからチェックしていきましょう!
ここでは、格安SIM自体のメリットは省略します。
ほかの格安SIMと比べて、イオンモバイルだけの特徴や、より優れているところをピックアップしています。
- 実店舗でサポートを受けられる
- オプションによるサポートも充実
- シェアプランがある
- 大容量プランがある
- 料金シミュレーションがある
ここから1つずつ、もっと詳しく説明していきますね!
【1】実店舗でサポートを受けられる
イオンの強みを最大限まで活かしているのが、実店舗でのサポートです。
イオンのショップは、全国各地に展開されています。
200店舗以上のイオンで、イオンモバイルのサポートを受けることができます。
アフターサポートも充実しているので、ネットだけでは不安な方も大丈夫ですよ。
実際に顔をあわせながら対応してくれるので、初めての方でも安心です。
設定がわからないとき、故障したときでも、すぐに対応の店舗で見てもらうことができます。
【2】オプションによるサポートも充実
実店舗だけでなく、オプションによるサポートも充実しています。
3種類のサポートオプションと、すべてセットにしたパックが用意されています。
オプションのサポート内容は、以下の3つです。
- イオンスマホ安心保証
- いわゆる端末保証と同じ
- 水漏れや落下でスマホが故障しても、割安な料金で修理・交換ができる
- イオンスマホ電話サポート
- 設定などで困ったときにサポート対応してもらえる
- 「操作サポート」「遠隔サポート」「出張サポート」の3つを利用できる
- イオンスマホセキュリティ
- ウイルススキャンや不要ファイルの削除ができる
- Andoridのスマホで活用したいオプション
イオンスマホ安心パックでは、3つのサポートオプションがセットになっています。
料金が割引きされていて、最大31日間無料で使うことができます。
【3】シェアプランがある
イオンでは、ファミリーをすごく大事にしている印象があります。
それは、イオンモバイルでも同じです。
イオンモバイルにはシェアプランがあるので、家族みんなで使うことができます。
家族だけでなく、タブレット・モバイルルーターなど複数の端末で使うのもOKです。
シェアプランでは、1つのプランで最大5枚のSIMカードを使うことができます。
名義人も1人だけでいいので、小さなお子さんも一緒にスマホを使えますね!
支払いもまとめられるので、管理しやすいのが特徴です。
【4】大容量プランがある
シェアプランを使っていると、たくさんのデータ容量が必要になることも多いです。
そんなときに便利なのが、大容量プランです。
イオンモバイルでは最大50GBのデータ容量が使えるので、余裕をもって使うことができます。
たとえ5人で使ったとしても、1人当たり最大で10GBも利用できます。
これだけのデータ容量があれば、みんなで使っても自由度はかなり高いでしょう!
【5】料金シミュレーションがある
イオンモバイルの料金シミュレーションを使えば、どのくらい安くなるのかすぐにわかります。
今のスマホ代と比べてみれば、びっくりするくらい安くなるでしょう!
チェックマークをつけていくだけなので、かなりお手軽です。
こういう計算って、自分でやるのはちょっと面倒なんですよね。
1人用・シェアプラン用のシミュレーションができるので、希望のプラン料金を計算できます。
あなたはどのくらい安くなるのか、気になりませんか?
⇒ 【イオンモバイル】シェアプラン用の料金シミュレーションはこちら
イオンモバイルのデメリットと解決策
メリットがわかったところで、デメリットもチェックしていきましょう。
ここでも、格安SIM自体のデメリットは省略します。
ほかの格安SIMと比べて、イオンモバイルにはない、劣っているという部分をピックアップしています。
- すべての店舗でサポート対応はしていない
- 別名義ではデータ容量をシェアできない
- 使い放題・カウントフリープランがない
ここからもっと詳しく説明して、デメリットの解決策も提案していきます!
【1】すべての店舗でサポート対応はしていない
全国の店舗でサポート対応しているといっても、すべての店舗が対象ではありません。
一部の店舗ではサポート対象外なので、よく気をつけてくださいね。
【解決策】対応の店舗をしっかり確認しておこう!
イオンモバイルは、決して店舗数が少ないわけではありません。
200店舗以上もサポートを行っているのは、かなり手厚いサポートだと思います。
あくまでも、一部の店舗だけがサポート対象外ということです。
公式サイトでは、サポート対応しているショップを一覧で公開しています。
事前に確認しておけば、サポート対象外の店舗に来店するのを防ぐことができるでしょう!
【2】別名義ではデータ容量をシェアできない
イオンモバイルのシェアプランは、1つのプランを複数人で共有して使います。
あくまでも、同じ名義で使うことが前提です。
もし1人ずつ別名義で契約したときには、データ容量はシェアできません。
【解決策】ほかの格安SIMも比較してみよう!
どうしても別名義でデータ容量をシェアしたいときは、別の格安SIMも比較してみましょう!
ほかにも格安SIMはたくさんあるので、あなたの希望に合わせて選ぶことができますよ。
ここでは、別名義でデータ容量をシェアできる格安SIMを1つに絞って簡単に紹介します。
⇒ mineo(マイネオ)の評判はこちら(4種類のデータシェアを無料で利用できる)
【3】使い放題・カウントフリープランがない
イオンモバイルは、シンプルでわかりやすい料金プランになっています。
使い放題・カウントフリーといったプランはありません。
SNSや動画をたくさん見たい方にとっては、ちょっと不便かもしれません。
【解決策】あなたの使いたいサービスをチェックしてみよう!
データ通信の使い放題は、対象サービスが決まっていることがほとんどです。
あなたが使いたいサービスをチェックしながら、使い放題を検討してみてはどうでしょうか?
使い放題にできるのは、以下のようなサービスです。
※格安SIMの名前をクリックすると、詳細ページに移動できます。
- SNSのデータ通信が使い放題
- LINE・Twitter・Facebook・Instagramなどが対象
- 格安SIM:LINEモバイル・DMMモバイル
- 音楽聴き放題
- LINE MUSICが対象
- すべての楽曲が聴き放題
- 格安SIM:LINEモバイル
- 動画・音楽サイトのデータ通信が使い放題
- YouTube・Abema TV・Apple Musicなどが対象
- 課金コンテンツは有料(Abema TVのプレミアム会員など)
- 格安SIM:BIGLOBEモバイル
これらのサービスをあまり使わなければ、イオンモバイルでも十分に快適でしょう!
メリット・デメリットのまとめ
メリット・デメリットをまとめると、イオンモバイルはサポートにかなり力を入れています。
わかりやすくてシンプルなプランで、すぐに料金チェックできるシミュレーターもあります。
わかりやすさとサポートを重視しているので、細かなニーズにはあまり対応できていません。
自分ならこう使いたい!という目的を満たすのは難しいでしょう。
格安SIMのなかで、イオンモバイルの立ち位置はかなりハッキリしているといえます。
大きなメリットは、手厚いサポートにわかりやすい料金体系です。
デメリットは、わかりやすいからこそ機能・サービスに特化しづらい点です。
どこよりも手厚いサポートを期待している方は、イオンモバイルで間違いないと思います。
イオンモバイルの料金と特徴
対応回線 | データ容量 | 価格帯 |
---|---|---|
ドコモ au |
500MB~50GB | 480~11,100円 |
最低利用期間とか違約金はあるの?
格安SIMを使っていくうえで、最低利用期間や違約金は気になるところだと思います。
大手キャリアのような2年縛りはありませんが、種類によっては違約金が発生します。
そこで、イオンモバイルの最低利用期間と違約金を表にしてまとめます。
音声通話 | データ通信 | |
---|---|---|
最低利用期間 | なし | なし |
違約金 | 0円 | 0円 |
MNP転出手数料 | 8,000円(180日まで) 3,000円(181日から) |
なし |
2018年7月1日(日)より、MNP転出手数料の内容が改定されます。
混乱を避けるため、詳細は改定後に修正します。
すぐに確認したい方は、イオンモバイル公式サイトをご覧ください。
イオンモバイルには、最低利用期間・違約金はありません。
これは、格安SIMのなかでもかなり制限が少ないほうです。
格安SIMの最低利用期間は、平均するとだいたい12ヶ月くらいです。
それが一切ないので、ストレスなく利用できると思います。
そのかわり、MNP転出手数料がすこしだけ割高になっています。
180日以内にMNPで転出するときは、注意したほうがいいでしょう。
181日以上使うなら、利用期間は気にしなくてOKです。
181日を過ぎてしまえば、違約金はもちろん手数料の引き上げもありません。
おすすめのプランはどれ?
イオンモバイルのプラン選びは、かなりシンプルです。
プランを決める順番としては、この3ステップにするのがいいと思います。
- 1人用・シェアプランで使うのか決める
- 電話(音声通話)の有り無しを決める
- データ容量を決める
この3つさえ決まってしまえば、ほとんどプラン選びは完了です。
あとはかけ放題などのオプションに加入するかどうか、使いみちに合わせて決めればOKです。
データ容量については、どのくらいにすればいいのか悩んでしまう方もいると思います。
そこで、ざっくりとした目安をリストでまとめました。
- 2GB~(ライトユーザー向け)
- インターネットで検索する
- LINEやTwitterをよく使う
- ゲームをプレイする
- 動画を少しだけ見る
- 6GB~(ミドルユーザー向け)
- ゲームをたくさんプレイする
- 動画をそれなりに見る
- Instagramでたくさんの画像をアップする
- 12GB~(ヘビーユーザー向け)
- 動画をたくさん見る
この目安は1人当たりのデータ容量なので、人数に合わせて調整してください。
使う人が多ければ多いほど、それだけ大きな容量が必要になります。
もし使ってみて容量が合わなかったとしても、あとから無料で変更できます。
まずは気軽に決めてみてはどうでしょうか?
イオンモバイルはどんな人に向いてる?
ここまでの内容で、あなたはどんな人にイオンモバイルが向いていると思いましたか?
僕が考えるイオンモバイルに向いている人は、
- 手軽に格安SIMを使い始めたい
- イオンで気軽にサポートを受けたい
- 家族みんなで使いたい
といった方です。
ファミリーで使いたい方や、実店舗でサポートを受けたい方におすすめです。
イオンモバイルの大きな特徴は、ユーザーに寄り添ったサポート体制だと思います。
そのかわり、機能・サービスでは大きなメリットは少ないです。
特別な機能とかはいらないから、ずっと安心して使いたいという方に向いているでしょう。
【まとめ】違約金なし!充実のサポート体制が特徴
イオンモバイルは、大手ショッピングモールのイオンが提供している格安SIMです。
内容をチェックしてみると、とても「イオンらしさ」が出ているなぁと感じました。
最低利用期間・違約金がないので、誰でも気軽に使い始めることができます。
また、全国の店舗ネットワークをうまく活用して、充実したサポートを実現しています。
ユーザーに寄り添ったサポートは、長年の経験によるところも大きいのではないでしょうか?
機能で目立ったところはありませんが、手軽で快適に使えるのは大きなメリットです。
1人で使うのはもちろん、家族みんなで使うときにも安心して利用できるでしょう。
公式サイトも見やすくてわかりやすいので、気になる情報もすぐにチェックできます。
イオンモバイルに興味があれば、まずは公式サイトから見てみませんか?