b-mobileは、ソフトバンク・ドコモ回線に対応している格安SIMです。
ソフトバンクに対応している格安SIMはかなり少ないですが、実際の評判はどうでしょうか?
この記事では、b-mobileのメリット・デメリットを比較しながら、そこで気づいた魅力を紹介しています。
- ソフトバンク回線ってちゃんと使えるの?
- どんなプランがあるの?
- 使っていて不便なこと、注意すべきことはある?
などの疑問も、すべてここで解決できます。
ソフトバンクで使いたい方、b-mobileってどんなところか気になる方は要チェックです。
僕と一緒に、どんな格安SIMなのか見ていきましょう!
この記事の目次
b-mobileのメリット
それではさっそく、b-mobileのメリットからチェックしていきましょう!
ここでは、格安SIM自体のメリットは省略します。
ほかの格安SIMと比べて、b-mobileだけの特徴や、より優れているところをピックアップしています。
- ソフトバンクのSIMロック解除しなくてもOK
- 音声通話(電話)も使える
- 従量課金に対応したプラン
ここから1つずつ、もっと詳しく説明していきますね!
【1】ソフトバンクのSIMロック解除しなくてもOK
ソフトバンクのSIMロックを解除しないで使えるのが、b-mobileの大きなメリットです。
ほとんどの格安SIMはドコモ回線なので、ソフトバンクのスマホでは使えません。
そんなときは、SIMロック解除する必要があります。
b-mobileは解除しなくてもOKなので、ソフトバンクの端末をそのまま使うことができます。
【2】音声通話(電話)も使える
b-mobileは、データ通信だけでなく音声通話(電話)にも対応しています。
ソフトバンク回線に対応した格安SIMは、たった3~4社ほどしかありません。
その中で、電話に対応しているのは1~2社くらいです。
ソフトバンクのSIMロックを解除しないまま、電話もできる格安SIMはかなり少ないです。
b-mobileは電話もできるので、今までと変わらない使い勝手のまま利用できます。
【3】従量課金に対応したプラン
b-mobileでは、従量課金プランに対応しています。
従量課金とは、使った量によって料金が変わるプランのことです。
つまり、多く使ったときには料金は高くなり、あまり使わないときには料金は安くなります。
月によって通信量が違うなら、料金を節約しやすくなるでしょう。
b-mobileのデメリットと解決策
メリットがわかったところで、デメリットもチェックしていきましょう。
ここでも、格安SIM自体のデメリットは省略します。
ほかの格安SIMと比べて、b-mobileにはない、劣っているという部分をピックアップしています。
- ドコモ回線で大きなメリットはない
- シェアプランがない
- 使い放題・カウントフリープランがない
ここからもっと詳しく説明して、デメリットの解決策も提案していきます!
【1】ドコモ回線で大きなメリットはない
b-mobileにはドコモ回線も用意されていますが、こちらにはあまりメリットはありません。
特に大きな特徴もないので、あえてb-mobileのドコモ回線を選ぶ必要はないでしょう。
また、ドコモ回線ならいろいろな格安SIMから自由に選ぶことができます。
もっと人気だったり、目立った特徴がある格安SIMもたくさんあります。
もしドコモ回線が使えるなら、ほかの格安SIMもチェックしてみてはどうでしょうか?
【解決策】ほかの格安SIMも比較してみよう!
あなたのスマホがドコモ回線に対応しているなら、ほかの格安SIMも利用できます。
ドコモ回線に対応しているスマホは、この3種類です。
- SIMフリーで購入したスマホ
- SIMロック解除したスマホ
- ドコモのSIMロックがかかっているスマホ
もし対応していれば、ほかの格安SIMも比較してみましょう!
ちなみに、僕がおすすめしているドコモ回線の格安SIMは、この3種類です。
- mineo(マイネオ)の評判はこちら(わかりやすくて初心者におすすめ)
- LINEモバイルの評判はこちら(LINEやSNSをよく使う方におすすめ)
- 楽天モバイルの評判はこちら(お得に使いたい楽天会員の方におすすめ)
おすすめする理由は、メリットがはっきりしていて、利用者の評判がとても良いからです。
それぞれの格安SIMでは、SIMフリーのスマホをセット購入することもできます。
ソフトバンクのSIMロック解除したい方は、こちらも参考にしてみてください。
⇒ 【ソフトバンクのSIMロック解除】条件と方法をわかりやすく説明!
【2】シェアプランがない
b-mobileには、シェアプランがありません。
シェアプランとは、データ容量を家族やお友だちとわけあえるプランのことです。
他社では、データシェアがオプションで提供されていることもあります。
残念ながら、b-mobileにはシェアプラン・オプションのどちらもありません。
なので、データ容量を誰かとわけあうことはできません。
【解決策】データシェアできる格安SIMもチェックしよう!
どうしても誰かと容量をわけあいたいときは、ほかの格安SIMもチェックしてみましょう。
nuroモバイルなら、ソフトバンク回線で使えるうえにデータシェアも利用できます。
SIMロック解除しないまま使うなら、nuroモバイルも比較してみるといいかもしれません。
ドコモ・au回線でデータシェアを利用するなら、mineo(マイネオ)が便利です。
データ容量をわけあう方法が4種類もあって、すべて無料で使うことができます。
【3】使い放題・カウントフリープランがない
b-mobileには、使い放題やカウントフリーのプランがありません。
これらのプランは、対象サービスのデータ通信が使い放題になるというものです。
たとえば、LINEモバイルだと「LINE・SNS各種がカウントフリー」になっています。
b-mobileは特定のサービスが使い放題にならないので、使いすぎには注意が必要です。
【解決策】従量課金プランで対応しよう!
b-mobileの従量課金プランでは、使った量に応じて料金が変わります。
多く使ったときには料金は高くなり、あまり使わないときには料金は安くなります。
なので、使い放題にこだわりがなければ、そこまで気にしなくても大丈夫です。
あまりたくさん使わなければ、従量課金プランでも安く済ませることができます。
もしメインで使うのがLINEやSNSなら、LINEモバイルのほうがお得になるでしょう。
たくさん使えば使うほど、カウントフリーの効果は大きくなります。
メリット・デメリットのまとめ
b-mobileの魅力はソフトバンクのSIMロックを解除しなくても使えることです。
ソフトバンク回線で使える格安SIMはかなり少ないので、b-mobileは貴重な存在です。
音声通話(電話)ができるところは、ここも含めて2社くらいしかありません。
SIMロック解除しないままソフトバンク端末を使うなら、b-mobileを選ぶ価値はあるでしょう。
SIMフリーやドコモ回線の端末はどうなの?
SIMフリーやドコモ回線の端末なら、b-mobileを選ぶメリットは少ないです。
SIMフリーやドコモ回線なら、選べる格安SIMはたくさんあります。
あえてb-mobileにしなくても、もっと人気で特徴のある格安SIMから選ぶことができます。
僕がSIMフリー・ドコモ回線の方におすすめするときは、下の3つをまずは提案します。
それぞれメリットがはっきりしていて、使いみちに合わせて自由に選べるからです。
- mineo(マイネオ)の評判はこちら(わかりやすくて初心者におすすめ)
- LINEモバイルの評判はこちら(LINEやSNSをよく使う方におすすめ)
- 楽天モバイルの評判はこちら(お得に使いたい楽天会員の方におすすめ)
b-mobileのポイントは、ソフトバンク回線で使いたいかどうかが特に大事だと思います。
もしソフトバンクのスマホを使いたいときは、b-mobileを検討してみてはどうでしょうか?
b-mobileの料金と特徴
対応回線 | データ容量 | 価格帯 |
---|---|---|
ソフトバンク ドコモ |
1GB~15GB | 990~7,240円 |
最低利用期間とか違約金はあるの?
格安SIMを使っていくうえで、最低利用期間や違約金は気になるところだと思います。
格安SIMには2年縛りはありませんが、最低利用期間が決まっていることが多いです。
b-mobileも例外ではなく、最低利用期間があります。
ここでは、最低利用期間と違約金を表でまとめました。
表を見てもらえれば、どんな内容なのかすぐにわかると思います。
音声通話 | データ通信 | |
---|---|---|
最低利用期間 | 4ヶ月 | なし |
違約金 | 8,000円 | 0円 |
MNP転出手数料 | 3,000円 | なし |
音声通話プランのみ、最低利用期間が4ヶ月で、違約金は8,000円です。
平均的な最低利用期間は12ヶ月、違約金は1万円前後です。
ほかの格安SIMに比べて、b-mobileは条件がゆるくなっています。
最低利用期間を過ぎれば、そのあとはずーっと違約金はかかりません。
だから、5ヶ月以上使う予定だったらそこまで気にしなくても大丈夫です。
おすすめのプランはどれ?
まず前提として、b-mobileはソフトバンク回線で使うことを僕はおすすめします。
すでにお伝えしているとおり、ドコモ回線はほかにも選択肢がたくさんあります。
ソフトバンク回線として使うからこそ、b-mobileのメリットを最大まで活かすことができます。
ここから更にメリットを引き出せるのは、下の2つが揃ったときです。
- 音声通話(電話)に対応
- 従量課金プラン
これを踏まえて考えると、おすすめのプランを絞り込むことができます。
b-mobileのおすすめプランは、「990 ジャストフィット SIM」です。
くわしい料金については、下の表をチェックしてみてください。
1GB | 2GB~10GBまで | 10GB~15GBまで |
---|---|---|
基本料金 990円 |
1GBあたり増額 500円 |
1GBあたり増額 350円 |
このように、使ったデータ通信の量によって少しずつ増額されていきます。
ほとんど使わなければ、基本料金は990円だけです。
自動的に料金が変化するので、自分でデータ容量を選ばなくてもOKです。
データ容量で迷ってしまう方も、手軽に使えるのが便利ですね!
必要なデータ容量の目安としては、下の表が参考になると思います。
だいたいこんなイメージで、あなたがどのくらい容量を使うのか確認しておきましょう!
- 1GB~(ライトユーザー向け)
- インターネットで検索する
- LINEやTwitterをよく使う
- ゲームをプレイする
- 動画を少しだけ見る
- 5GB~(ミドルユーザー向け)
- ゲームをたくさんプレイする
- 動画をそれなりに見る
- Instagramでたくさんの画像をアップする
- 10GB~(ヘビーユーザー向け)
- 動画をたくさん見る
ちなみに、2GB・5GBのどちらか固定の容量でよければ、nuroモバイルのほうが割安です。
従量課金プランはありませんが、料金が安いのがメリットと言えるでしょう。
決まった容量で使いたい方は、nuroモバイルも比較してみてはどうでしょうか?
⇒ nuroモバイルの評判って?メリット・デメリットで気づいた魅力
b-mobileはどんな人に向いてる?
ここまでの内容で、あなたはどんな人にb-mobileが向いていると思いましたか?
僕が考えるb-mobileに向いている人は、
- ソフトバンクのSIMロックを解除しないで使いたい
- 音声通話も使いたい
- 従量課金プランを使ってみたい
といった方です。
かなりピンポイントな目的に絞り込んだ格安SIMといえるでしょう。
ソフトバンクのスマホをそのまま使いたい方なら、b-mobileは満足できるはずです。
【まとめ】電話が使えるソフトバンク回線
b-mobileのポイントは、すごくシンプルです。
ソフトバンクのSIMロックを解除しないで、電話も使いたいときに便利な格安SIMです。
あなたの使いみちに合わせて、b-mobileも検討してみるのはどうでしょうか?
ドコモ回線も使ってみたいと感じている方へ
b-mobile以外の選択肢を探すなら、スマホを買い替えるかSIMロックを解除しましょう!
スマホの買い替えや格安SIMの乗り換えは、こちらでくわしく説明しています。
SIMロック解除の方法は、こちらが参考になると思います。