nuroモバイルは、ソフトバンク・ドコモ回線に対応している格安SIMです。
ブランド力のあるソニーグループの格安SIMですが、実際の評判はどうでしょうか?
この記事では、nuroモバイルのメリット・デメリットを比較しながら、そこで気づいた魅力を紹介しています。
- ほかの格安SIMとの違いとは?
- どんなメリットがあって、どのプランが使いやすいのか?
- どんな人に向いている格安SIMなのか?
などの疑問も、ここできっと解消できるでしょう!
しっかりとポイントを絞り込んで紹介しているので、気軽に見てもらえると思います。
興味があれば、僕と一緒にnuroモバイルについてチェックしてみませんか?
この記事の目次
nuroモバイルのメリット
それではさっそく、nuroモバイルのメリットからチェックしていきましょう!
ここでは、格安SIM自体のメリットは省略します。
ほかの格安SIMと比べて、nuroモバイルだけの特徴や、より優れているところをピックアップしています。
- ソフトバンク回線で使える
- 公式のチャットサポートがある
- パケットギフトでデータ容量をわけあえる
- データ通信のバースト機能が使える
- データ容量の前借りもOK!
ここから1つずつ、もっと詳しく説明していきますね!
【1】ソフトバンク回線で使える
nuroモバイルは、2017年12月からソフトバンク回線で利用できるようになりました。
ソフトバンクのSIMロックを解除していなくても、そのまま使うことができます。
電話(音声通話)もできるので、普段どおりに使えるのが便利ですね!
今までソフトバンク回線の音声通話に対応した格安SIMは、b-mobileくらいでした。
使いみちに合わせて比較できるので、nuroモバイルも有力な候補になりますね。
【2】公式のチャットサポートがある
公式でチャットサポートに対応しているので、聞きたいことはすぐ問い合わせできます。
どんなことでも気軽に聞けるので、困ったときでも安心ですね。
公式サイトの右下にアイコンが表示されているので、そこからチャットが開始されます。
操作もすごく簡単なので、わからないことはどんどん聞いてみましょう!
【3】パケットギフトでデータ容量をわけあえる
パケットギフトを使えば、ユーザー同士でデータ容量をわけあうことができます。
nuroモバイルのユーザーで、同じ回線を使っている人同士だけがギフト対象です。
なので、ドコモならドコモ、ソフトバンクならソフトバンクで利用できます。
ちょっとだけ不便な気もしますが、無料で使えるのは良いところだと思います。
【4】データ通信のバースト機能が使える
nuroモバイルでは、データ通信のバースト機能が使えます。
データ容量を使い切っても、通信し始めの一定量は高速通信できる機能です。
つまり、データ通信の最初だけ一気に速度が上がります。
もし容量を使い切っても、サイト表示とかメール・LINEくらいだったらサクサク使えますよ。
ちょっとした通信くらいなら問題なく使えるので、もしものときでも安心ですね!
【5】データ容量の前借りもOK!
もしデータ容量を使い切ってしまっても、翌月分から前借りすることもできます。
動画をいつもより多めに見たときなど、いざという時に助かる機能ですね。
すぐに容量を補充できるので、課金しないで快適に使えます。
前借りという言葉どおり、使った分だけ翌月のデータ容量が少なくなります。
なので、どうしても必要なときだけ前借りするのがいいと思います。
うまく活用すれば、追加料金なしで容量のやり繰りができますよ。
nuroモバイルのデメリットと解決策
メリットがわかったところで、デメリットもチェックしていきましょう。
ここでも、格安SIM自体のデメリットは省略します。
ほかの格安SIMと比べて、nuroモバイルにはない、劣っているという部分をピックアップしています。
- ソフトバンク回線に大容量プランがない
- 家族用のシェアプランがない
- 従量課金プランがない
ここからもっと詳しく説明して、デメリットの解決策も提案していきます!
【1】ソフトバンク回線に大容量プランがない
nuroモバイルのソフトバンク回線は、容量がかなり限られています。
2GB・5GBどちらかしか選べないので、たくさんの動画を見る方には物足りないと思います。
容量の追加チャージも割高なので、大容量で使いたい方にはあまり向いていません。
【解決策】ほかの格安SIMも比較してみよう!
ソフトバンク回線で使える格安SIMは、ほかにはb-mobileがあります。
b-mobileでは従量課金プランに対応していて、最大で15GBまで使えます。
従量課金プランとは、その月に使ったデータ容量によって料金が変化するプランです。
たくさん使ったとき、あまり使わなかったとき、どちらでも柔軟に対応できます。
たくさんデータ通信したい方は、b-mobileも比較してみるのはどうでしょうか?
⇒ b-mobileの評判って?メリット・デメリットで気づいた魅力
【2】家族用のシェアプランがない
nuroモバイルには、家族用のシェアプランがありません。
シェアプランとは、1つのプランで複数のSIMカードを持つことができるプランです。
このプランのメリットは、みんながデータ容量を共有して使えることです。
とはいっても、nuroモバイルで容量をわけあう方法はちゃんと用意されています。
シェアプランとはちょっと違いますが、無料のオプションで対応できますよ。
【解決策】パケットギフトを活用しよう!
パケットギフトは、無料で使うことができるオプションです。
nuroモバイルのユーザー同士で、同じ回線を使っていればパケットをあげることができます。
どのプランでも使えますが、同じ回線じゃないとダメので、その点は注意してくださいね。
もしドコモ・au回線でもよければ、mineo(マイネオ)なら自由にパケットをわけあえます。
マイネオでは4種類のパケットギフトが用意されていて、無料で使うことができます。
⇒ mineo(マイネオ)の評判って?メリット・デメリットで気づいた魅力
【3】従量課金プランがない
さっきもお伝えしたとおり、nuroモバイルのソフトバンク回線は2GB・5GBの2つだけです。
従量課金プランには対応していないので、いつも決まった容量で使うことになります。
そんなときに困るのは、急に容量が足りなくなったときです。
決まった容量を超えてしまったら、通信速度が制限されていまいます。
では、どうやって速度制限を解決したらいいでしょうか?
【解決策】データ前借り・容量チャージを活用しよう!
こんなときに特に便利なのが、データ前借りです。
無料で使えるオプションなので、どうしても容量が足りないときはうまく活用しましょう!
それでも足りなくなってしまったら、容量を追加チャージする方法もあります。
追加チャージは割高なので、本当に困ったときだけ利用するようにしましょう。
この2つを使いこなせば、お金を節約しながら容量のやり繰りができると思います。
ちなみに、容量チャージの料金はこんな感じです。
100MB | 500MB | 1GB |
---|---|---|
400円 | 600円 | 1,000円 |
やっぱり割高なので、なるべくならデータ前借りで済ませたほうがお得ですね。
メリット・デメリットのまとめ
nuroモバイルは、前まではこれといって大きな特徴は見当たりませんでした。
しかし2017年12月から、ついにソフトバンク回線のプランを提供開始しました。
ソフトバンク回線の格安SIMは、今までほとんど選択肢がありませんでした。
nuroモバイルが対応してから、選べる自由度が上がったのは嬉しいですね。
ソフトバンク回線で電話(音声通話)とデータ通信を使うなら、有力な候補だと思います。
逆にいえばドコモ回線では、そこまで強くおすすめできるメリットは少ないです。
もしSIMフリーやドコモのスマホで使うなら、僕ならこの3つをおすすめします。
- mineo(マイネオ)の評判はこちら(わかりやすくて初心者におすすめ)
- LINEモバイルの評判はこちら(LINEやSNSをよく使う方におすすめ)
- 楽天モバイルの評判はこちら(お得に使いたい楽天会員の方におすすめ)
それぞれ特徴がはっきりしていて、使い方や目的に合わせて選ぶことができます。
知名度やユーザーの評判も高いので、興味があればチェックしてみてはどうでしょうか?
nuroモバイルの料金と特徴
対応回線 | データ容量 | 価格帯 |
---|---|---|
ソフトバンク ドコモ |
2GB・5GB (ソフトバンク) |
980~2,480円 (ソフトバンク) |
最低利用期間とか違約金はあるの?
格安SIMを使っていくうえで、最低利用期間や違約金は気になるところだと思います。
格安SIMには2年縛りはありませんが、最低利用期間が決まっていることが多いです。
nuroモバイルも例外ではなく、最低利用期間があります。
ここでは、最低利用期間と違約金を表でまとめました。
表を見てもらえれば、どんな内容なのかすぐにわかると思います。
音声通話 | データ通信 | |
---|---|---|
最低利用期間 | 12ヶ月 | なし |
違約金 | 最大12,000円※1 | 0円 |
MNP転出手数料 | 3,000 | なし |
違約金が毎月1,000円ずつ減額されていきます。
例)6ヶ月目に解約した場合、違約金は7,000円です。
音声通話プランのみ、最低利用期間が12ヶ月で、違約金は最大12,000円です。
nuroモバイルは、違約金の計算がほかとは大きく違っています。
IIJmioという格安SIMと同じで、毎月すこしずつ減額されていきます。
条件については、そこまで厳しくないけど、ゆるくもないといった感じです。
一ヶ月ごとに、柔軟な対応ができるとも言えるでしょう。
最低利用期間を過ぎれば、そのあとはずーっと違約金はかかりません。
1年以上使う予定なら、そこまで気にしなくても大丈夫です。
おすすめのプランはどれ?
それでは、nuroモバイルのおすすめプランをチェックしていきましょう!
まず回線についてですが、この記事ではソフトバンク回線を紹介していきます。
なぜなら、ソフトバンク回線のほうがメリットを十分に活かすことができるからです。
ドコモ回線は、ほかにもたくさんの格安SIMがあります。
あえてnuroモバイルを選ばなくても、あなたの好みにあった格安SIMが見つかるはずです。
というわけで、nuroモバイルには、音声通話あり・データ通信専用のプランがあります。
この2つのプランで、ソフトバンク回線では2GB・5GBのどちらかのデータ容量を選べます。
音声通話ありのプランでは、オプションで10分かけ放題にすることも可能です。
ですので、選び方はかなりシンプルだと思います。
2GBと5GBで迷ってしまったら、こちらを目安にチェックしてみてください。
- 2GB(ライトユーザー向け)
- インターネットで検索する
- LINEやTwitterをよく使う
- ゲームをプレイする
- 動画を少しだけ見る
- 5GB(ミドルユーザー向け)
- ゲームをたくさんプレイする
- 動画をそれなりに見る
- Instagramでたくさんの画像をアップする
もし5GBでも足りなければ、b-mobileなら最大15GBまで使えますよ。
nuroモバイルはどんな人に向いてる?
ここまでの内容で、あなたはどんな人にnuroモバイルが向いていると思いましたか?
僕が考えるnuroモバイルに向いている人は、
- ソフトバンク回線のスマホを使いたい
- 毎月決まったデータ容量で使いたい
- 余ったデータ容量をシェアしたい
といった方です。
ソフトバンク回線の場合だと、比較対象はb-mobileです。
b-mobileとの大きな違いは、下の3つがあります。
- 毎月決まったデータ容量で使える
- データ容量をシェアできる
- データ前借りが使える
なので、毎月ほとんど決まったデータ通信量で使っている方に向いているといえるでしょう。
逆に、月によって大きくデータ通信量が違う方は、b-mobileのほうが使いやすいと思います。
【まとめ】ほかの格安SIMと比較しながら選ぼう!
格安SIMを選ぶうえで、いろいろと比較してみるのはすごく大事なことです。
比較してみることで、ドコモ回線ならたくさんの個性ある格安SIMが見つかるでしょう。
ソフトバンク回線は、あまりにも少なくてビックリするかもしれません。
ソフトバンク回線で比較するなら、nuroモバイルとb-mobileは外せません。
あなたの使い方に合わせて、比較してみてはどうでしょうか?
場合によっては、ソフトバンク回線にこだわらなくてもいいかもしれません。
そんなときは、SIMロック解除したり、SIMフリーのスマホに買い替えるのもいいと思います。
⇒ 【ソフトバンクのSIMロック解除】条件と方法をわかりやすく説明!
そこまで手間やお金をかけたくない方は、nuroモバイルが有力な候補になります。
ソニーのブランド力もかなり強力なので、とりあえず確認するだけでも損はないと思います。
気になる方は、まずは公式サイトからチェックしてみるのはどうでしょうか?